覚せい剤取締法違反(所持、使用)などの罪に問われた歌手ASKA(本名・宮崎重明)被告(56)の初公判について31日、テリー伊藤が、TBS系「サンデージャポン」で持論を展開した。

 ASKA被告は、愛人で共に逮捕、起訴された栩内(とちない)香澄美被告(37)について、検察側の質問に「大事な存在」と答えたが、テリーは「このことは奥さんも聞いてますよ、だから、奥さんは(法廷に)出席(出廷)しなかった。普通は出てきます。少なくとも手紙が読まれるし、供述調書が読まれるだけというのはない」と指摘した。

 事実、初公判でASKA被告の妻洋子さんは出廷しなかった。弁護側は「体調不良のため」としたが、夫についての情状を訴えるには、出廷した方が有効。共演の細野敦弁護士は「ASKA被告としては、本音を述べただけかもしれませんが、本来は社会復帰後に支えていく妻ではなく、同じ覚せい剤使用の罪で裁判を受けている栩内被告と、今後も関係を続けていくかのような証言をしたことは、情状としては不利です」と解説した。