女優田中美里(37)が11日、主演を務めた97年のNHK連続テレビ小説「あぐり」のヒロインのモデルで、5日に107歳で亡くなった美容家、吉行あぐりさんについて、ブログで哀悼の意を示した。

 田中は同作出演にあたり、どう演じていいか悩んでいた時にあぐりさんと会ったと紹介。「太陽のように明るくって強くって、90歳とは思えないくらい自由で軽やかで少女のように無邪気な方でした」と当時を振り返った。

 そして「あぐりさんとお逢いして、どんなに辛い状況でも周りが拍子抜けするくらいケロッと笑って乗り越えてゆくというあぐりのキャラクターが生まれました。そしてたくさんの方に愛される作品になりました。感謝しています」とした。

 また「あぐりさんのようなカッコ良い女性になりたいと思いかながらずっと演じていました。今も憧れの女性です。お亡くなりになったなんてまだ信じられません。寂しいです」とつづった。