第67回カンヌ映画祭コンペティション部門に出品された「2つ目の窓」(7月26日公開)の河瀬直美監督(44)が24日(日本時間25日)の授賞式後、日本のメディアの取材に応じた。

 3年ぶり4度目の同部門出品に、悲願の最高賞パルムドール受賞をかけたが、かなわず「(カンヌ映画祭は)さすがだな、と思った。自分が全身全霊をかけても、賞を取れなかった。新たな宿題をいただいた。努力して作りたい。正直言うと、悔しい」などと話した。(カンヌ=村上幸将)