俳優柄本時生(25)が31日、東京・丸の内TOEI1で行われた小林薫(63)主演映画「深夜食堂」(松岡錠司監督)初日舞台あいさつで、母の女優角替和枝(60)が、かつて銀座でホステスをしていたと明かした。

 司会から思い出のめしについて聞かれた柄本は、「うちの母ちゃんの作る料理で、1こだけ好きなのがスタミナうどん」と即答した。そして「(母は)銀座でホステスをやっていた時代があったらしくて(店に来る)おじさんが教えてくれて…。『これを日本で作ることが出来るのは私だけ!』だって言ってる。おじさんの味…そんな和枝さんの、母ちゃんの思い出。すごい好き」と言って、笑った。柄本の母角替は演技派で知られ、特に中年以上の“おばちゃん”と呼ばれる年代の女性を演じる第一人者として知られる。それだけに、司会も「(ホステスをしていたのは)女優の前に!?」と驚き、客席も沸いた。