歌手生活40周年を迎えた八代亜紀(59)が7、8日、故郷の熊本・八代市内で記念イベントを行った。この日は八代厚生会館で「ただいま!」と題した、故郷では約30年ぶりのコンサートを行い、7日夜はキャバレー「白馬」でのライブを開催。約100席の店内に立ち見も含め180人が詰めかけた中、40周年記念曲「一枚のLP盤(レコード)」や「雨の慕情」「舟唄」など12曲を万感の思いで歌った。

 父敬光さん(91年死去=享年63)が所有していた洋楽のLP盤を聞いて、幼い八代は歌手を目指した。「白馬」は44年前、地元でバスガイドをしていた16歳の八代が、夢の実現のため、18歳と偽って応募し初めてステージに立った場所。3日間歌ったが、父は激怒。その後、上京を決めた八代は、クラブ歌手を経て、71年に歌手デビューした。

 八代は「その後、応援してくれた父がいたから私があります」と話した。記念曲に父への感謝を込めた。白馬のステージでも歌ったが「グッときましたが、私はプロ」と歌いきった。

 [2010年5月9日8時46分

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