ソニーミュージックが、世界初のフルCGの3Dミュージックプロモーションビデオの制作に成功したことが21日、分かった。ソニーグループが、新世代の3D映像技術を公開するイベント「dot

 park」がこの日、東京・六本木ヒルズで開幕。音楽ユニット「元気ロケッツ」の新曲プロモーションビデオ(PV)を、フルCGの3D映像で初公開した。

 約5分間のPVに、制作費を約5000万円もかけた。関係者によると、「ソニーグループの技術を結集」し、ジャングルの中に魚類が浮遊したり、大空を鳥が羽ばたくシーン、宇宙で歌姫が誕生する映像などの非現実世界を大ヒット映画「アバター」(フルCG3D映像)と同じく、奥行きの立体感を重視した作品として仕上げている。

 今イベントには、ロックバンド「UVERworld」や「いきものがかり」の3DライブPVも紹介されている。ただ、フルCGで制作費が最高額なのは、「元気ロケッツ」の作品だ。関係者は「ゲームクリエーター水口哲也氏(45)と音楽プロデューサー玉井健二氏(38)が、複数人の声を合成した歌声で英語の曲を制作する音楽ユニットだからこそ、世界初のフルCGの3DPVにふさわしかった。今後は歌手のPVにもたくさん3Dが使用されていくでしょう」と手応えを口にした。

 [2010年5月22日7時28分

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