4日に保釈された俳優押尾学被告(32)が、バンドを結成し、音楽活動で収入を確保しようと計画していることが8日、分かった。同被告は年末にも始まる控訴審の準備に専念する意向だったが、現在は無職で収入がなく生活は困難。そのため、周囲に収入を得る目的で「バンドを組み、ライブハウスでライブをしたい」と打ち明けたという。

 押尾被告は合成麻薬MDMAをのんだ田中香織さん(30)を救命しなかったとして、9月17日に懲役2年6月の判決を受けた後、東京拘置所内で作詞に精を出し始めた。「曲をつけたい」と話すなど音楽活動へ強い意欲を示す一方、「日本での芸能活動は無理。テレビで使ってもらえない」と国内での芸能活動を断念。保釈後、即時の芸能界復帰にも否定的だったという。

 ただ保釈後、収入がないことへの対応策に迫られ、知人や支援者に相談し、あらためて国内での俳優業は難しいと断念。ただ02年にバンド「リヴ(LIV)」を結成し、現在もクラブDJなど音楽関係の知人がおり、その人脈を生かしてバンドを結成したいようだ。

 一方で弁護人には、海外での芸能活動の可能性を探るよう依頼したという。押尾被告は昨年11月に、麻薬取締法違反(使用)で懲役1年6月執行猶予5年の判決を受けたが、その前科があっても出入国や労働できる国を知りたがっているという。保釈中は海外渡航が禁じられているが、俳優として海外で再起したいという思いも強いようだ。

 [2010年10月9日9時18分

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