米歌手マライア・キャリー(42)が、ロンドン五輪メダリストの勇姿に触発された新曲を発表する。タイトルは「トライアンファント(ゲット・エム)」。8月15日にデジタル配信で緊急発売する。

 <歌詞>やってみせろって言われたから

 やってやったぜ

 誓ってやるよ

 俺は真実を語るって

 頂点を極める唯一の方法は

 底辺からはい上がること…

 関係者によると、同曲の詞は、五輪出場選手、特にメダリストをたたえたものになっているという。マライアは昨年4月に双子を出産。現在は本格復帰に向けて、ダイエットなどにも励んでいる。新曲の発表は、09年6月「オブセスト」以来、3年ぶりとなる。同曲についてマライアは、メダリストたちをたたえると同時に「私自身を奮い立たせるために書き上げた作品です」とも話している。

 現時点でデジタル配信限定となっている。購入と同時に無料で手に入る“ジャケット写真”も五輪仕様になっている。「金メダル」を意識したのか、全身をド派手なゴールドで彩っている。関係者によると、マライアの発案もあって、「大勝利」「圧勝」などのイメージをコンセプトにデザインしたものだという。

 同曲の発表後、音楽活動を本格始動させる。産後は、ニューヨークやモロッコ、モナコなどで行われたライブイベントへの出演など単発でステージに立っているが、本格復帰には至っていない。来年春には、14枚目となる新アルバムの発表も予定しており、「早い時期に日本にも行きたい」とも話しているという。