ご当地キャラクター日本一を決める「ゆるキャラグランプリ2016in愛顔(えがお)のえひめ」の投票結果が6日、松山市内で発表され、高知県須崎市の「しんじょう君」が優勝した。

 2位は埼玉県本庄市の「はにぽん」、3位は岡山県総社市の「チュッピー」だった。

 「しんじょう君」は、須崎市の新荘川(しんじょうがわ)で最後に確認されたニホンカワウソがモチーフ。地元のPRキャラクターを務めている。インターネットと来場者による投票で434万5960票を集め、逆転優勝。参加1421体の頂点に立った。

 関係者はステージで「本当にありがとうございました。小さな町の小さなキャラクターがこんなことになったのは、応援してくれた皆さんや市民の皆さん、今までたくさんのイベントに付いてきてくださったファンの皆さんのおかげです。皆さんと一緒につくってきた奇跡だと思います」と感謝した。