「ひふみん」こと、将棋の加藤一二三(ひふみ)九段(77)が22日、大阪市でクリスマスイベントに参加した。

 大阪市阿倍野区のきんえいアポロビル開業45周年記念とアポロ・ルシアスのクリスマススペシャルイベント第1弾企画のゲストとして登場した。

 約300人の観衆のうち9割が女性。モテモテのひふみんは約20分間、上機嫌で将棋、プライベートのトークを繰り広げた。

 1年前のクリスマスイブに中学生棋士、藤井聡太四段のデビュー戦で対局し、敗れたことに触れ「あれは人間業ではなかった」と将棋の神様が「天才」同士を引き合わせた対局だったと振り返り「私が引退し、聡太さんが出てきた。例えば聡太さんが1年後に出てきても、全然つまらなかった」と独特の言い回しでイブ対決の必然性を強調した。

 さらに羽生善治棋聖が将棋で初の「永世七冠」を達成したことで、政府が国民栄誉賞を授与する方針を固めたことに「羽生善治さんの栄誉賞が決定すると、聡太さん、善治さん、それとひふみん」と話題の3人が来年も将棋界を盛り上げると宣言した。

 イベントでは司会者から「たくさんお話を聞かせていただきました」とトーク終了を告げられると、「歌は…」と生歌披露をアピール。ジャンケン大会が終了後、願いがかない、古坂大魔王が作詞・作曲した「ひふみんアイ」を生披露した。

 大みそか恒例のNHK「紅白歌合戦」にゲスト審査員として出場するひふみん。将来、歌手としての紅白出場に「選ばれたら堂々と歌いますよ」と笑顔を見せた。