巨人が4連勝で、ロッテに並んでオープン戦首位に立った。

 初スタメンマスクのルーキー大城卓三捕手(25)が2回1死三塁で追い込まれながら、センターに先制犠飛。左のエース、田口とのコンビでは7回にメヒアの左翼線への適時二塁打で同点に追いつかれたが、6回までは無失点に抑えた。8回に山本が押し出し四球で決勝点を招き入れ、接戦を制した。

 高橋監督は大城に「初めてのスタメンマスクだったけど、落ち着いてできていた」と満足そうだった。このまま首位で終えれば、13年以来。同年はリーグ優勝した。オープン戦1位のシーズンは76年優勝、80年3位、82年2位、99年2位とAクラス100%だ。吉兆といえる。