IGF4大会が行われ、総合格闘家の石井慧(28)は、ウィリアム・ペンに圧勝した。

 いきなり119・95キロのペンに押し込まれたものの、足を取って倒すと、そのままグラウンドで試合を支配。左のパンチを浴びせながら、腕を取り、最後は裸絞めで試合を決めた。昨年12月31日のミルコ・クロコップ戦に完敗し、4月の再起戦の際は引退発言も飛び出した。しかし、その再起戦から2試合連続で完勝。試合後は、延期となったキューバ大会のあおりで開催がキャンセルされた10月の試合への出場宣言も飛び出した。「練習していた裸絞めで決められてよかった。10月か11月に試合をしたい」と、総合格闘技へ前向きな姿勢を取り戻した。