31日横浜大会のGHCヘビー級選手権前哨戦は、王者丸藤正道が、6人タッグで挑戦者杉浦貴組を破って、初防衛に勢いをつけた。

 先発で出た丸藤は、杉浦とチョップ、エルボー合戦を展開。場外でも激しくやりあった。試合は大乱戦となったが、丸藤組の中嶋が、杉浦組のスミスJr.との一騎打ちを垂直落下式ブレーンバスターで仕留め勝利した。試合後、丸藤は観客席に防衛戦勝利を誓った。

 セミでは、同じく横浜大会でシングルマッチで対戦する鈴木みのると潮崎豪が、タッグマッチで対戦。こちらは、鈴木組のデスペラードが、潮崎組の金丸に勝利。鈴木は「俺たちの目的は、ノアを破壊しつくすこと。横浜が楽しみだよ。丸藤よ、お前の隣にいるやつが、おれの仕掛けた時限爆弾だ」と、杉浦に続くノア正規軍の中から鈴木軍への寝返りを予告した。