タッグを組んだ桜庭和志(46)と所英男(38)が、昨年UFCとの契約を解除したバンダレイ・シウバ(39=ブラジル)との戦いを苦笑いで振り返った。

 シウバは田村潔司(46)と組み、打撃のない寝技中心のグラップリングルールで行われた。15分3本勝負は、両チーム1本も奪えず時間切れの引き分けに終わった。

 シウバと戦った桜庭は開口一番「重かった…」と苦笑い。「体重だけじゃなく、パワーもある」と元PRIDEミドル級の絶対王者を評した。一方、シウバと戦う機会のなかった所も「やりたかった気持ちもあるけれど、桜庭さんの疲労の感じを見ていると、自分じゃ無理だったかな…」とポツリ。「あんなメンバーの中に入れて、すごくいい思いをしました」と豪華共演の余韻に浸った。