MF田中陽子(19=INAC神戸)がチームを勝利に導く。日本で開催されているU-20(20歳以下)女子W杯に出場しているヤングなでしこは今日22日、1次リーグ第2戦のニュージーランド戦に臨む。初戦のメキシコに4-1で快勝し、連勝なら決勝トーナメント進出に大きく前進する。
試合前日の公式会見で、吉田弘監督(54)は「この間の試合で後半に出た選手を先発で使おうと思う」と明言。メキシコ戦で後半開始から投入された田中陽、FW横山が、スタメン濃厚だ。
田中陽は全体練習後も、暗くなりつつあるピッチで黙々とダッシュを繰り返した。初戦は後半からの出場でPKを決め、1得点。セットプレーのキッカーも任され、左右両足からの正確なキックでチャンスも作った。それでも「流れに乗れず、ミスが多かった」と反省。今大会初先発に向けて、「リズムを作って、攻撃の起点になって得点にからみたい。90分やりたい」と意気込んだ。
実は“ニュージーランドキラー”でもある。日本は2年前のU-17女子W杯1次リーグで対戦し、6-0で大勝。田中陽は横山とともに2ゴールを決めた。「カテゴリーは違うけど、苦手意識はない」。司令塔の活躍で、優勝へ波に乗る。【保坂恭子】

