J2モンテディオ山形GK児玉剛(29)とDF菅沼駿哉(26)が、明日26日の古巣京都サンガFCとの開幕戦(西京極)に闘志を燃やした。児玉は「ユース時代からお世話になっているクラブ。勝ってスタートダッシュを決めたい」と意気込んだ。児玉は京都ユース出身で、関大を経て加入した京都では4年間、リーグ戦の出場がなかった。移籍した愛媛では安定したセービング能力と持ち前のキック力が開花し、3年間で123試合に出場。今季は自身のステップアップを狙って山形に加入してきた。

 児玉とDFラインをけん引する菅沼は昨年まで2年間、京都に在籍。ビルドアップ(攻撃の組み立て)能力にたけ、児玉とともに積極的にパス回しに参加する。対人にも強く、3バックの中央を任されており「楽しいし、責任も大きい。やりがいもある」。古巣との開幕戦については「自分を育ててもらったチーム。緊張すると思うけど、自分の持てる力をすべて発揮したい」と自信を見せた。