Jリーグの将来的な成長戦略を討議する戦略検討会議が16日、東京・文京区のJFAハウスで開催された。J1の大会方式変更について、2ステージ制でチャンピオンシップを行う最有力案を含む2案を9月11日のJ1・J2合同実行委員会に諮る方針を固めた。

 1シーズン後にプレーオフを行うポストシーズン制、シーズン途中でリーグを上位グループと下位グループに分けるスプリット制、リーグを東西などに分けるカンファレンス制も検討。その中から2ステージ制とポストシーズン制に絞られ、関係者によると2ステージ制が最有力という。

 10~12クラブを厳選するプレミアリーグ構想も挙がったが、Jリーグの中西大介競技・事業統括本部長は「J1のチーム数は変えず固定すべき部分。戦略検討会議としてはプレミアリーグ構想は否定的」と導入が回避された。11月までに方向性を決め、早ければ2015年シーズンからJ1の新大会方式を導入する。