磐田船谷FKは起爆剤
磐田はMF船谷圭祐(19)が、前節大分戦で絶妙FKからDF金の決勝点を導き、名キッカーぶりを披露。セットプレーからの得点増を目指すチームの起爆剤になろうとしている。
大分戦の後半44分。左サイドからのFKをMF村井が蹴る準備をしていた。だが、MF船谷の耳に山本監督の声が聞こえた。「フナタニ〜、おまえが蹴るんだ!」。監督の指示通り、船谷が蹴るとゴール前のDF金の頭に合い、値千金の決勝ゴールが生まれた。「いや〜、うれしかったですね。蹴らせてもらったことより、入ったことがうれしくて」。山本監督も「船谷のキックの精度はトップレベル。一番持ち味を発揮できる場所だから」と采配的中に納得の表情だ。
開幕前に「全得点の30〜35%はリスタートから取りたい」と山本監督は話していたが、今季計34得点中、記録上でFK絡みは4点、CK絡みはなしと、想定より少ない。そんな中、「大分戦の金の得点はFKから。大きいよ」と指揮官は喜んだ。船谷のキックという新たな「飛び道具」に期待がかかる。
船谷は精度の高いパス、FKには定評があったが、パスの前後の動きに課題があった。それも「パスを出した後に動くようになったし、受ける前も工夫している。試合ごとに確実によくなっている」と山本監督は太鼓判。A契約締結条件の450分出場に、あと115分に迫っている。「動きについては監督にずっと言われていること。ケガでたくさんいないけど、チャンスだと思って頑張りたい。次も出たい」。10日の大宮戦での出場に意欲を見せた。【斉藤香織】
[2005/9/8/10:50 紙面から]
写真=大宮戦でも期待のかかるMF船谷
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