若松ボートの読売新聞社杯G1全日本覇者決定戦・開設65周年記念競走は6月1日から6日間の開催。遠征勢は当地SG覇者の菊地孝平、松井繁、白井英治をはじめ山崎智也、桐生順平、石野貴之ら強力な布陣。地元陣は、エースの瓜生正義はF休みのため不在。ダブルドリームの初日1号艇の篠崎元志を筆頭に岡崎恭裕、ベテランの田頭実、篠崎仁志ら7人衆が迎え撃つ。エースの53号機をだれが手にするかも注目だ。
ボート界の最強兄弟・篠崎ブラザーズの弟・仁志が、若松周年初制覇を狙う。昨年は兄弟初のグランプリ同時出場を果たしたが、ともにファイナルまでは勝ち残れなかった。そして今年に入ってからは、なかなかリズムに乗り切れなかった。G1やSG戦線が続く中、なかなか優勝にも届かなかった。
「冬場はペラが分かっていなかった。でも、5月に入ってきっかけをつかめてきました」。5月戸田タイトル戦で、インから今年初優勝。続く福岡SGオールスターは、気迫あふれる走りで予選を突破。準優12Rでは兄元志と対戦した。2着で優出した元志に軍配が上がり、自身は4着に終わったが、リズムを取り戻しつつあるのは間違いない。
若松は13年8月の一般戦で優勝歴があり、苦手意識もない。「自分では好きなコースの1つです。いつも通りのエンジン出しができれば、戦えると思っています」と調整には自信を持つ。周年は15年、16年に続き3年連続の出場になる。15年の63周年では準優で3着に敗れたが、兄・元志が優勝。デビューした若松では初となるG1制覇を成し遂げた。兄弟で切磋琢磨(せっさたくま)しながら、現在の地位を築いてきた。
優勝すれば、兄とともに若松歴代覇者に名を刻むことになる。「モチベーションを高めて、レース前の準備を大切にしていきたい」と気持ちを高める。若松での課題はスタートと理解している。「夜になるとスタートが届かなくなる。天候や風向きなどを頭に入れていきたい」。初日12Rドリーム戦は6号艇で登場。1号艇の兄・元志への挑戦をステップに、記念制覇の階段を駆け上がる。
◆篠崎仁志(しのざき・ひとし)1987年(昭62)12月3日、福岡市生まれ。101期生として07年11月、福岡でデビュー。昨年、史上初の兄弟同時グランプリ出場を果たした。通算優勝はG1・3回、G2優勝2回を含め28回。同期は後藤翔之、守屋美穂ら。166センチ、56キロ。血液型A。





















