チャレンジ一般2Rは吉田悟(32=熊本)がホームからまくって勝利した。
「勢いよく来たら引く作戦だった」と菅原洋輔を出させたが、早めに巻き返してのみ込んだ。
吉田はいつも以上に気合を入れて臨んでいた。「吉竹(雄城)さんが『吉田悟の4番手』ってコメントしてくれたのがうれしくて」。
果敢にハコ勝負に挑むスタイルで名前を売った追い込み選手に、名指しで自分の後ろに付くと言ってもらえたのが、吉田の闘志に火を付けた。
「吉竹さんに『後ろになったら絶対まくり切れよ』って言われていたし、勝てて良かった」とレース後は笑みがはじけた。
吉竹も吉田の走りにパワーをもらった。最近は、勝負所でペースが上がると追走できず離れていくシーンも少なくなかったが、今回は最終バックまでちぎれず食らいついた。
「気持ちを入れて踏めば付いていけるんだと改めて感じた。どこか自分の中でリミッターがあったので。もう少し頑張れそう。やっぱり最後まで競輪選手でいたいので」と話す表情は明るかった。
レースの数だけドラマがある。2人にとって、選手生活の思い出の1ページに残る1走となった。






















