アマランサスがド派手V/京都牝馬S
<京都牝馬S>◇1月31日=京都◇G3◇芝1600メートル◇4歳上・牝◇出走15頭
14頭ごぼう抜き。1番人気ヒカルアマランサス(牝4、栗東・池江泰郎)が最後方から差し切るド派手な勝ちっぷりで、春の牝馬路線に名乗りを挙げた。池江泰郎師(68)は中京10Rで現役4人目となる通算800勝を達成しており、重賞勝利で記録に花を添えた。
大外強襲のヒカルアマランサスが、馬群のすべてをのみ込んだ。メンバーでただ1頭、上がり33秒台(33秒6)をマーク。前半1000メートル61秒7の超スローを差し切ったのだから、春の大舞台を意識させるに十分な内容だった。
驚異の差し脚にデムーロ騎手も「グッジョブ!」と興奮気味。「馬場の内が悪そうだから、初めから外に出そうと思っていた。マイルは短い気もしていたが克服してくれたね」。土日5勝の固め打ち。最後は派手なパフォーマンスで、ファンのド肝を抜いた。
愛馬と乗り役以上に勢いがあったのが、池江泰郎師だ。中京10Rバーディバーディで、藤沢和師、松山康師、橋口師に続く現役4人目のJRA通算800勝を達成すると、続く東京10Rも勝ち、京都牝馬Sでは重賞制覇。「流れが落ち着いて心配したが、よく克服してくれたね」。開催3場すべてで勝利を挙げた“池江デー”を締めくくった。
準オープンの身でタイトルを奪取したアマランサスは、まだまだ成長の余地を残している。春の古馬牝馬路線はウオッカの引退(ドバイWCがラストランの予定)で主役不在。「今後はどこか使って、大きなところ(ヴィクトリアマイル)に行きます」と師。驚異の末脚は5月16日東京のマイルG1で、さらに輝きを増す。【中西典章】
[2010年2月1日8時44分 紙面から]
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