浦和の日本代表GK西川周作(28)が、5月30日の鳥栖戦で史上78人目のJ1通算300試合出場を達成した。GKでは5人目。28歳11カ月での大台到達は歴代4位の年少到達で、GKでは元日本代表GK楢崎の29歳6カ月を更新する最速達成となった。J1デビューは大分時代の05年。そこから積み重ねた無失点試合は歴代3位の102試合を数える。出場300試合達成時に100完封以上は、今回の西川が初めてだ。

 節目を迎え、さらに安定感を増した。最大の武器はフィールドプレーヤー並みの足技だが、今季の総パス数は326本でGKでは唯一300の“大台”を超える。足もとの技術が確かだから、手の使えないエリア外にも積極的に飛び出せる。その広い守備範囲で「11人目のフィールドプレーヤー」としての役割も果たす。チームを最後尾から支え、首位独走の原動力となっている。日本代表では正GKの川島が所属チームで出場機会に恵まれていない状況。今予選での「政権交代」なるか。

【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)