J1が20チームに増える2024年の明治安田Jリーグは2月23日に開幕します。今季達成されそうな記録など知っておいて損はない、注目すべき数字を取り上げ、数々の見どころを紹介します。ベテランFWのさらなる奮闘が期待される「ゴール編」。


■初の18年連続ゴール

浦和レッズのFW興梠慎三(37)は鹿島アントラーズ時代の2007年からJ1で17年連続ゴール中。1999~2015年のMF小笠原満男(鹿島)と並んでおり、今季もゴールを決めると18年連続で単独1位となる。

<J1連続シーズン得点>(所属は現在およびJ最終)

1位 興梠慎三(浦和)17=2007年~

1位 小笠原満男(鹿島)17=1999~2015年

3位 中村憲剛(川崎F)16=2005~2020年

4位 遠藤保仁(磐田)15=1998~2012年

4位 中山雅史(沼津)15=1994~2008年


■史上7人目の150得点

川崎フロンターレのFW小林悠(36)は歴代7位タイの139得点。あと1点でFWカズ(三浦知良)の記録を抜くが、史上7人目のJ1通算150得点まであと11点となっている。2016年から6年連続で2桁ゴールを達成し、22年は5点、23年は4点と限られた出場時間の中でも貴重なゴールを決めてきた。


■史上16人目の100得点

名古屋グランパスに加入したFWパトリック(36)は通算96得点で、史上16人目の大台にあと4点。外国籍選手ではFWマルキーニョスらに次いで5人目となる。

<J1通算得点ランキング>(所属は現在およびJ最終。☆は今季J1所属)

1位 大久保嘉人(C大阪)191点

2位☆興梠慎三(浦和)167点

3位 佐藤寿人(千葉)161点

4位 中山雅史(沼津)157点

5位 前田遼一(岐阜)154点

6位 マルキーニョス(神戸)152点

7位 三浦知良(横浜FC)139点

7位☆小林悠(川崎F)139点

9位 ウェズレイ(大分)124点

10位 ジュニーニョ(鹿島)116点

11位 エジミウソン(C大阪)111点

12位 柳沢敦(仙台)108点

13位 渡辺千真(松本)104点

14位 遠藤保仁(磐田)103点

15位 藤田俊哉(千葉)100点

16位 玉田圭司(長崎)99点

17位 豊田陽平(金沢)98点

18位☆パトリック(名古屋)96点


■外国籍選手最多PKゴール FC東京のFWディエゴ・オリヴェイラ(33)はPKでJ1通算16得点。あと3点で平塚(現湘南)などで活躍したFWベッチーニョの18点を抜いて外国籍選手最多となる。

<J1通算PKゴール数>(所属は現在およびJ最終)

1位 遠藤保仁(磐田)31点

2位 大久保嘉人(C大阪)27点

3位 福田正博(浦和)26点

4位 阿部勇樹(浦和)21点

5位 中山雅史(沼津)20点

6位 興梠慎三(浦和)18点

6位 ベッチーニョ(川崎F)18点

8位 ケネディ(名古屋)17点

9位 ディエゴ・オリヴェイラ(東京)16点

9位 家長昭博(川崎F)16点

9位 豊田陽平(金沢)16点

9位 ストイコビッチ(名古屋)16点

川崎F小林悠(2023年11月24日撮影)
川崎F小林悠(2023年11月24日撮影)