W杯アジア2次予選に向け、厳格な「ハリル・チェック」が行われる。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(62)が、日本代表候補選手に対して、所属クラブでの練習内容や自身のコンディションの聞き取りを日常的に行う意向があることが2日、明らかになった。

 G大阪の長谷川健太監督(49)がハリルの「宿題」を歓迎した。ハリルホジッチ監督から各クラブに送付予定のフィジカルトレーニングメニュー。休息のとり方や食生活なども記したものについて「いいんじゃない。食事についてなんか特に」と、共感した。さらに「今までは、代表は代表、クラブはクラブとなっていた。代表でやっていることをクラブでも共有できればいいとずっと思っていた。代表合宿は短期間なので」。各クラブに戻ってから、意識を高めることで周囲にも好影響を与える。3冠監督もハリルの改革をアシストするつもりだ。