18年W杯ロシア大会のアジア2次予選初戦シンガポール戦で引き分けた日本代表のFW本田圭佑(29=ACミラン)が同戦から一夜明けた17日午前、オフを利用し渡米するため、成田空港に姿をみせた。

 グレーのスーツにサングラス姿。このオフを、新シーズンへのトレーニングとともに将来の準備にあてたいという意向を口にし、言葉少なに出国ロビーへと向かった。

 日本代表の活動のため3日にサッカー教室を行ったベトナム・ホーチミンからの便で帰国し、シンガポール戦を終えると即座に離日。日本で休息を取るという選択肢は、本田の頭の中にはないようだ。

 それはまるで海の向こうからやって来た“助っ人”のようなスケジュール。だが、肝心の試合ではチーム最多7本のシュートを放ちながら無得点に終わり期待を裏切った。日本を救うことはできなかった。