日本サッカー協会の犬飼基昭会長(67)は29日、7月の役員改選について「推薦委員会が決めること。今まで2年間やってきたことを推薦委の人がどう見るか。継続してやれ、と言われればやる」と2期目になる会長職の続投に意欲を示した。

 犬飼会長は29日、W杯南アフリカ大会に出場する日本代表とイングランド代表の強化試合(30日)を視察するため会場となるオーストリアのグラーツに向けて出発。「(W杯)第1戦のカメルーン戦に照準を合わせていると思うし、その調整具合を見たい」と語った。

 さらにスペイン協会と締結している選手育成、技術指導などの包括的な協定について、今後はドイツ、フランス、メキシコの各協会とも交わす意向を示した。