鹿島の元監督で、ブラジルのパルメイラスを率いるオズワルド・オリベイラ氏(64)が9日、地元テレビ番組でサッカー日本代表の監督に就任する可能性を問われ「とても誇らしく喜ばしい話だが、実現は難しい」と否定した。日本協会は、解任したアギーレ氏の後任監督を探している。

 2007年から鹿島をリーグ3連覇に導いたオリベイラ氏は「当時は自然の成り行きで期待もしていたが、結局は代表監督になれずに落胆した。今は難しい」と述べた。日本代表が欧州サッカーへ傾倒しているとして、他のブラジル人監督が就任する可能性も低いとの見方を示した。