サッカー日本代表は29日、キリン杯ベルギー戦(31日、国立)に向けて、故障や体調不良で離脱していた主力も合流し、都内で練習を再開した。

 DF田中マルクス闘莉王(28=浦和)が強行出場へ意欲を示した。28日に都内の代表宿舎に入り、この日の練習から本格合流。大声を張り上げ、ダイナミックな動きを披露した。合流遅れの原因の左太もも裏痛は完治しておらず、不安は残るが、ベルギー戦は先発濃厚。「ベルギー戦には出たい。壊れるつもりでやるしかない。(W杯最終予選の)ウズベキスタン戦でW杯を決めたい」とキッパリ。「闘将」が後方から岡田ジャパンを引き締める。