日本代表監督の後任人事について、16日に日本協会幹部が緊急会談を行うことになった。同協会は元FCポルト監督のビクトル・フェルナンデス氏を最優先に交渉を進めている。だが13日夜に大仁副会長が渡欧中の原技術委員長から、新監督と今週中に契約合意することが難しいとの見通しを、電話連絡で伝えられた。

 これを受けて同副会長は15日、Fリーグ府中対大分戦の視察後「明日、会長と専務理事と話をする」と具体的な予定を明かした。交渉の遅れで、9月4日の親善試合パラグアイ戦に、代行監督を立てて臨む可能性も浮上している。大仁副会長は「すべて間に合うようにがんばっています」と話した。