U-22(22歳以下)日本代表は今日22日、敵地でロンドン五輪アジア最終予選バーレーン戦に臨む。

 バーレーンでは今も緊張状態が続いている。試合会場のナショナル・スタジアムがある首都マナマは平穏だが、シーア派住民が暮らす地域への道路は、ところどころで軍によるバリケードが張られ、通行止めとなっている。マナマの南方にあるシトラ島でも19日に暴動が起きたばかりで、現地の日本大使館は夜間外出を自粛するように呼び掛けている。

 代表一行は20日にカタールから現地入り。バーレーン国際空港では、選手たちもパスポート番号や現地での連絡先などを書類に記入するなど、念入りな入国審査が行われ、通過に1時間以上もかかった。2月に同国に遠征に来ていた関塚隆監督(51)も「前はあんなのなかったよ」と困惑した表情だった。