<J1:新潟3-2神戸>◇第26節◇23日◇東北電ス

 前半は両チームとも無得点だった。神戸は出場停止明けのFW大久保を中心に攻撃を組み立てた。前半42分にボッティとのコンビで決定的な場面をつくるも、ゴールはならず。新潟も数少ないチャンスを決めきることがきなかった。

 後半に入ると新潟がペースをつかんだ。9分にマルシオ・リシャルデスが華麗なオーバーヘッドで先制弾。8月9日の磐田戦を最後に白星から遠ざかっている神戸は、終始リードを許しながらも2度追いつく展開で2-2とした。しかし新潟は39分にFW矢野のヘディングシュートで3-2とし、そのまま新潟がホームで粘り勝ち。神戸は6試合も勝ち星から遠ざかり、泥沼にはまった。