<J1:大宮3-1鹿島>◇第24節◇29日◇NACK

 首位を走る鹿島がまさかの惨敗を喫した。FWマルキーニョスが接触プレーによる治療でピッチ外におり、数的不利に陥っていた前半4分、大宮MF藤本主税の右からのクロスをMF内田智也に鮮やかに決められた。その後も中盤でのパスミスなどが目立ち、流れに乗ることができない。後半に入るとFW大迫、田代を次々と投入して攻撃的布陣を敷いたが、逆に36分にカウンターからMF土岐田洸平に追加点を、さらに41分にセットプレーからDFマトにダメ押し点を決められ、終盤にMF野沢拓也が1点を返したものの、1-3で完敗した。下位に低迷する大宮は、王者鹿島から貴重な勝ち点3を挙げた。