Jリーグは9日、改正した今季の規約の説明会を開き、クラブへの制裁に関わる第142条に新たに「一部観客席の閉鎖」を加えたことを明らかにした。

 従来の無観客試合の開催よりは1段階軽く、10種類となった制裁のうち軽い方から4番目となる。Jリーグは昨年、サポーターが差別的な横断幕を掲げた問題でJ1浦和に対し、初めて無観客試合開催の制裁を科した。制裁には重い順に除名、下位リーグへの降格、出場権剥奪、勝ち点減などがある。