京都はホーム初戦で、悔しい黒星となった。シュート数は前半3本、後半4本と攻めあぐねた。和田昌裕監督(50)は「選手たちはよく戦ってくれたが、今日は本当にゴールが遠かった」と敗戦の弁を述べた。

 前半磐田に2点先取され、後半に新加入FWダニエル・ロビーニョ(26)を投入。昨季得点王FW大黒将志(34)との2トップで攻撃的布陣に切り替えたが、追い上げられなかった。和田監督は「前半2回のピンチがあったが、確実にゴールしてくる磐田の質の高さを目の当たりにした」と白旗を揚げた。

 移籍後、初出場となったFWダニエル・ロビーニョは、後半11分に、ドリブル突破からシュートもゴールマウスを捕らえられず。直後にもゴール前から頭で狙い、終盤にもペナルティーエリア内からシュートを放ったが決めきれなかった。ダニエル・ロビーニョは「決めるチャンスはあったが、ゴール出来なかった。負けてしまったが、その中でも自分のプレーは出来たと思う。チャンスは作れたので、悪くはない」と前向きに振り返った。