札幌がまたも勝利を逃し、2試合連続のドローに終わった。

 前半は今季初先発のMF菊岡拓朗(29)を起点にチャンスをつくるも決めきれずノーゴール。後半途中からセットプレーのキッカー役としてMF上里一将(29)を投入も、得点を奪うことはできなかった。

 菊岡は「勝つためのプレーを心がけたが結果につながらなくて残念。最後の精度が足りなかった」と話した。

 これで最近4試合3分け1敗。バルバリッチ監督(53)は「球際の激しさが足りていなかった。リズムがいいときに、ミスから相手に流れを渡してしまった」と厳しい口調で振り返った。