INAC神戸が伊賀を2-0で下し、開幕4連勝を飾った。

 前半7分、右CKからゴール前の混戦で相手DFがオウンゴール。ラッキーな形で先制点を奪った。しかし、乾いた芝に苦戦し、ボールが思うように回らず。追加点のチャンスが作れなかった。

 後半は、ハーフタイムに水をまいた影響もあり、細かいパスでゲームを組み立てていく。後半8分、DF近賀ゆかり(30)から中央のMF川澄奈穂美(29)へパス。川澄がゴール前へクロスを上げると、相手DFに当たり、こぼれ球をFW大野忍(31)が押し込んだ。4試合目でINAC神戸復帰後、初ゴールを挙げた。

 大野は「みっちょん(川澄)がいいクロスを上げてくれた。私は押し込むだけだったので、みっちょんを褒めたいと思います」と、笑顔だった。