山形DF當間建文(26)が、今日30日のアウェー名古屋戦で2戦ぶりに先発することが濃厚となった。山形県総合運動公園で紅白戦を行った29日、主力組右CBで出場。16日甲府戦の前半43分に腰痛で途中交代し、前節神戸戦は欠場していた。「腰は大丈夫。そのまますんなり入っていければ」と気合を入れた。

 4月8日のナビスコ杯名古屋戦ではCKとFKから當間の頭で2点を奪った。過去1度も勝ったことがない天敵に3-3と肉薄。DF石川がCKアシスト月間歴代最多の3で並んでおり、新記録の「アシスト」にも期待がかかる。當間は「(名古屋戦は)たまたま2点入った。相手のDFはレベル高い。(得点は)特に意識していない。勝ち点3を取れるように」。當間の頭で名古屋戦初勝利をつかみ、連敗を止める。【高橋洋平】