清水はホームで完封負けを喫し、05年の第6節大分戦(4月16日)以来、10シーズンぶりの最下位となった。前半11分にオウンゴールで先制点を献上。後半6分にはカウンターから追加点を許した。

 直後の7分に長身のFW長沢駿(26)を入れて反撃を試みるも、ロングボールを放り込むだけの単調な攻撃になり、決定機も作れなかった。同38分にはPKのチャンスを得るも、FW大前元紀(25)は決めきれず。過去リーグ戦で負けなしだった相性のいい相手にも敗れ、大前は「重要な試合だと分かっていた。負けて悔しい。責任を感じている」と肩を落とした。