仙台の高卒新人FW西村拓真(18)が10日、プロ初ゴールを喜んだ。

 9日のJ3リーグ第25節でJ-22選抜の一員として途中出場し、プロ1号を決めた。一夜明けたこの日、西村はJ-22出場9戦目にしての一発を振り返り「公式戦初ゴールが決まってほっとしました。久々すぎて気持ちをどう表現したらいいか忘れてて…はしゃげなかったです」と照れ笑い。

 居残り練習を欠かさず、夜間も1人でボールを蹴るなどひたむきに努力を続けてきた若きストライカー。「今度はJ3じゃなくてベガルタで点を取って勝利に貢献したい。仙台でどんどんステップアップし、チームで活躍したい」と貪欲だ。映像を見た仙台の渡辺晋監督(41)も「まずゴールを、と毎回送り出していたのでよかった。アフタートレーニングの成果ですね」と笑顔で話し、さらなる成長を期待していた。