地域リーグのFC今治(愛媛)はJ2の金沢に延長の末敗れた。

 FC今治は岡田武史オーナーが観戦する前で壮絶に打ち合った。J2で一時首位を走った金沢相手に先制。1-2の後半ロスタイムに追いつき、延長前半8分に勝ち越す執念を見せたが、負傷者が出た終盤に4失点した。12年度大会で、同年J1優勝の広島を破った経験があり「ジャイアント・キリング・アゲイン」を掲げて奮闘。四国リーグから見て、3カテゴリー格上相手に善戦したが、今回ははね返された。元日本代表DF山田は「岡田オーナーの名前ではなく、選手がFC今治の名前を知らしめるチャンスだったのに」と悔しがった。