川崎Fが逆転で新潟を下した。

 新潟は前半6分、左サイドの前野からのロングパスに山本が抜け出す。ペナルティーエリアに持ち込むと右足で先制点を奪う。その後もマンマークの守備からボールを奪い、速い展開をみせる。

 川崎Fは細かくパスをつなぐが、新潟の守備の前にラストパスを通せない。前半終了間際に大久保が相手DFと1対1を作るが決められず。

 後半開始から川崎Fがサイド攻撃。セットプレーを連続で獲得するが、シュートには至らない。新潟も裏を狙う形を作るが、ゴールは割れない。

 後半18分、川崎Fは中村のパスに反応した小林がゴール前に抜け出し、同点ゴールを決める。29分にはゴール前でボールを奪ったエウシーニョの折り返しを、小林が再び決めて勝ち越した。

 川崎Fは新潟のホームで3年ぶりの勝利。新潟は連勝を逃した。