山形DF宇佐美宏和(28)が29日、天童市内で行われたミニゲームで汗を流し、古巣の敵地湘南戦(10月3日)に向けて意欲を見せた。

 「移籍してからの湘南戦は初めて。どのポジションで出るか分からないけど、今週の初めから気合入ってる」。4月4日の第1ステージでは右膝靱帯(じんたい)損傷で出られず、チームも1-2で敗れた。7月15日の浦和戦で復帰以降は右ウイングバックと右センターバックで9試合に出場した。「相手は縦に速いサッカー。ボール持ったらどんどん人が湧いてくる。数的優位をつくらせないように」と対策を練っていた。