J2札幌が、4月の電力小売り全面自由化に合わせ、サッポロドラッグストアー(サツドラ)、新電力大手F-Powerと提携し、電力販売事業に乗り出すことが12月31日、分かった。

 事業を行うために新たに設立する「エゾデン」社長に、札幌の野々村芳和社長(43)が就任する。クラブは、知名度を生かし新電力会社をPR。サツドラは共通ポイントサービス「エゾカ」のポイントを電力利用に応じて付与するなどし、売り上げの一部を、道内のスポーツ振興や札幌の若手選手の育成費用などに充てていく。軌道に乗れば、年間数千万円規模の収入が見込まれる。1月中旬に詳細を発表し、会見を行う。