磐田のエースFWジェイ(33)がスーパーサブでスタンバイする。6日のアウェー浦和戦(埼玉)に向け、磐田市内で開かれた紅白戦に参加し、主力組の1トップに入った。前線からボールを追う積極的な守備や、DFライン裏への飛び出す持ち味を発揮。今季は左ヒラメ筋肉離れの影響で別メニュー調整を続けていたが、完全復活をアピールした。次節はベンチスタートが濃厚。紅白戦後、名波浩監督(43)やMF小林祐希(23)と通訳を交えて話し合い、戦術や連係について確認する姿もあった。

 初のJ1舞台となる。元イングランド代表は「浦和ファンは、次は楽なゲームになると思っているでしょうね」と不敵な笑み。昨季の第1ステージを制した浦和の映像もチェックし、得点を奪うイメージを膨らませているという。昨季J2で出場した32試合のうち、31試合が先発出場。ベンチスタートは昨年4月11日ホーム岡山戦(1-1)以来、2試合目。ジェイは「メンタル面での準備をしておく。ビッグゲームは好き。ビッグパフォーマンスを見せて、インパクトを与えたい」と衝撃の“J1デビュー”を予告した。【保坂恭子】