広島の元日本代表FW佐藤寿人(33)が“珍ゴール”で、J1通算最多得点単独トップに躍り出る158点目を挙げた。

 1点を追う前半43分。右サイドのミキッチからゴール前へのクロスを、柴崎が合わせて同点弾を決めた。スタジアムの大型スクリーンは、得点者を柴崎にしたまま試合が進んだ。しかし、Jリーグの公式ホームページの試合速報は、柴崎がシュートを放った際に、ゴール前にいて、シュートをよけようとしてボールが体に当たった佐藤の得点と公表した。

 試合は1-1の引き分け。名古屋は前半17分にFWシモビッチの2戦連発で先制したが、惜しくも開幕2連勝を逃した。王者広島は、開幕から1分け1敗の未勝利。