優勝した大宮アルディージャジュニア（埼玉）と準優勝のＪＡＣＰＡ東京ＦＣ（東京）が全国決勝大会代表に決定した。同大会は５月３、４、５日に横浜市の日産スタジアムと日産フィールド小机で行われる。

　大宮アルディージャジュニアが初の全国決勝大会を決めた。

　準々決勝で横浜Ｆ・マリノスプライマリー、準決勝ではヴァンフォーレ甲府といった強豪を撃破。いずれも１－０の僅差ながら堅実な守備とチャンスを逃さない集中力を発揮、全国出場条件の２位以上を確定させた。チームを率いる森田浩史監督は「大会前に子どもたちが話し合い目標は全国出場と決めました。メンバーに新４年生と新５年生を入れても勝つことができて良かった。チームが１つになれたことが最大の収穫です」と目を細めた。

　決勝のＪＡＣＰＡ戦も２－１で逃げ切り３回目の関東大会出場で頂点を勝ち取った。

　多久島良紀主将は「得点力不足が課題、全国大会までに決定力を上げたい。必ず日本一になります」と喜びを抑え、次戦に目を向けた。

　決勝トーナメント全試合の結果は以下の通り。

＜準々決勝＞ヴァンフォーレ甲府２－０ファナティコス、大宮アルディージャジュニア１－０横浜Ｆ・マリノスプライマリー、ＪＡＣＰＡ東京ＦＣ１－０ＦＣアクティブ柏、レジスタＦＣ４ー１ともぞうサッカークラブ

＜準決勝＞大宮アルディージャジュニア１－０ヴァンフォーレ甲府、ＪＡＣＰＡ東京ＦＣ３－１レジスタＦＣ

＜決勝＞大宮アルディージャジュニア１－０ＪＡＣＰＡ東京ＦＣ