福岡は16日、熊本の地震による第7節名古屋戦(レベスタ)の開催中止を受け、福岡市の雁の巣レクリエーションセンターで練習を行った。

 井原正巳監督(48)は「試合が行われるのかどうか、コンディション等含め大変だと思いながら寝たり起きたりしていた。あまり眠れない状況で、選手もそういう状況だったと思う」と話した16日未明の大地震。開催中止を受け「こういう時にサッカーをやっていられないと思いますし、決定はしょうがない。これから復興へ向けてアビスパとして何ができるかしっかりと考えてやっていきたい」と気持ちを切り替えた。16日夜から熊本で雨になる見通しの天候にも触れ「2次災害が心配です」と被災地を案じた。