試合前に、ベンチ外の福岡の選手8人らが、スタジアム外で熊本地震の被災者に対する募金活動を行った。

 開始前の1時間前から約30分間。仙台時代に東日本大震災で被災したFW中原貴之(31)は「被災された方はメンタル的に非常に苦しい時期だと思うが、仙台も復興に向けて頑張っているし、熊本も必ず復興できると信じている。もっと何が自分にできることを考えてやっていきたい」と話した。

 また、スタジアム入り口付近では支援物資の受付も行われた。福岡サポーターが独自で集め、J2熊本のサポーターに直接届けられ、その後、熊本のサポーターが被災者に届けるという。トラック数台で運ぶ予定だという。