アジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦第2戦(24日)で東京と対戦する上海上港のスベン・ゴラン・エリクソン監督(68)が、体力面での不安を吐露した。

 東京は浦和とともにACLのため22日のJ1を回避。第1戦(17日)から1週間の猶予がある中で準備を進めてきたが、上海上港は違った。「土曜日にリーグ戦が終わってから体力の回復をメーンにやっている。今日の練習の内容も体力回復を主にしている。明日は大事な試合。いい状況にしていい結果を取れるようにしたい」と同監督は話した。

 5月だけでも、東京戦で22日間7試合の過密スケジュール。ほぼ3日に1試合のペースが続いており「体力的な問題はある」。ガーナ代表FWアサモア・ギャン(30)も負傷しており「明日の試合は出場しない」と明言。イングランド代表監督などを歴任した百戦錬磨の同監督は弱気なのか、それともポーカーフェースなのだろうか?