松本がJ1自動昇格(2位以内)を懸けたC大阪との直接対決に勝ち、2位を守った。

 前半42分に相手ボールを奪ったMFパウリーニョが右足で先制弾。その1点を堅い守備で守った。

 反町康治監督(52)は「五輪で(陸上)1万メートルをやっていた。それを見て、最後のところまでフォームを崩さずに走ることが大事なんだと、(試合前に)選手に伝えた。最後にゴールするまで(C大阪を)振り切ったことは、うれしく思う」と五輪に例えて、喜びを表現した。

 さらに敵地まで足を運んでくれたサポーターには「お盆でお墓参りをしないといけない時期に、松本からわざわざ来てくれた。感謝している」と話した。